こんにちは!まえはるです。
今回は今回は映画「新感染ファイナル・エクスプレス」のネタバレあり感想です。
ゾンビ映画と聞くと「ただのパニック映画でしょ」と思う方も多いかもしれません。ですが、韓国映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、そんな予想をいい意味で裏切ってきます。
怒涛の展開、心臓を打ち鳴らすような緊張感、そして思いがけず涙がこぼれるラスト…。 ゾンビ映画でありながら“人間ドラマ”としても高く評価されているこの作品。その魅力とともに、「誰が生き残るのか?」という気になるポイントも詳しくご紹介します。
観終わったあと、誰かと気持ちを共有したい!という方に向けて、思いの丈を語らせていただきます。
⚠️ この記事には【映画の結末・重要なシーン】のネタバレを含みます!まだ観ていない方はご注意ください ⚠️
映画の基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
タイトル | 新感染 ファイナル・エクスプレス(Train to Busan) |
公開 | 2016年(日本公開は2017年) |
監督 | ヨン・サンホ |
主演 | コン・ユ、キム・スアン、マ・ドンソク |
上映時間 | 118分 |
ジャンル | ゾンビ、パニック、ヒューマンドラマ |
アニメーション作品で知られるヨン・サンホ監督の実写映画デビュー作として話題となり、韓国国内外で高い評価を獲得。ゾンビ映画の新たな傑作として名を刻んでいます。
あらすじ(※ネタバレなし)
ソウルから釜山へ向かう高速鉄道(KTX)に乗車した父と娘。ところが、乗車した直後に謎の感染者が列車に紛れ込み、瞬く間に乗客たちがゾンビ化していく…。限られた空間で繰り広げられる、逃げ場のないサバイバルが始まります。
生き残りを懸けた闘いのなかで、乗客たちは自分の信念と向き合い、協力するか、見捨てるかという極限の選択を迫られます。
※ここから先はネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。
😭 感想①:まえはる最大共感ポイント
父親ソグの最期の選択は、まさに自己犠牲の象徴です。感染してしまったことを悟った彼は、娘スアンを守るため、自ら命を絶つという決断を下します。
物語序盤では仕事優先で娘との関係がぎくしゃくしていたソグ。そんな彼が、過酷な状況下で少しずつ父親としての姿を取り戻していく姿は、非常に感動的。最期にスアンの記憶に残った父の笑顔が、静かに心に刺さります。
スアンが歌う「アロハ・オエ」に乗せて幕を閉じるシーンは、多くの観客の涙腺を崩壊させました。
子育て真っ最中のわたしには致命傷すぎるシーンでした。子供を置いて命を絶たなければいけない、ソグの気持ちを考えると心がえぐられます。
💪 感想②:キャラクターや演技の良さ
マ・ドンソク演じるサンファは、妊娠中の妻を守るために、ゾンビと正面から戦う頼れる存在。圧倒的なフィジカルを活かし、素手でゾンビに立ち向かう姿は迫力満点です。
しかしその強さの裏には、仲間を思う優しさと、冷静な判断力が光ります。自ら犠牲となって仲間たちの脱出ルートを確保するシーンは、涙なしでは見られません。
彼の死後、妻が見せる静かな悲しみもまた、本作の感動を深める重要な一幕です。
サンファが夫だったらどれだけ心強いか!!マ・ドンソクの演技も迫力があってかっこよくてずっと画面に釘付けでした。
😡 感想③:こういう人、いるよね~
生き延びるために他人を犠牲にする、利己的な会社員ヨンソクの存在は、物語の中で最も観客の怒りを集めたキャラクター。
彼の身勝手な行動により、複数の主要人物が命を落とす結果に。最期も自分本位な姿勢のまま終わるという皮肉的な演出には、やり切れなささえ感じさせられます。
「極限状態では人間の本性が現れる」というテーマを体現する象徴的な存在として、非常にリアルで印象的なキャラでした。
配信状況(2025年6月時点)
サービス名 | 配信状況 |
Netflix | ◎ 見放題配信中 |
Amazonプライムビデオ | ◎ レンタル・購入可 |
U-NEXT | ◎ 見放題あり |
dTV | △ レンタル可能 |
主要な配信プラットフォームで現在も視聴可能です。気になった方は今すぐチェックを!
さいごに
『新感染 ファイナル・エクスプレス』は、ゾンビ映画でありながらも、家族の愛、他者への思いやり、命の重さをテーマに描かれた傑作です。
ただ怖いだけではなく、観終わったあとに深い余韻が残る、そんな一本を求めている方に心からおすすめしたい作品です。
ゾンビ映画でここまで感動するなんて、わたしは思いもしませんでした。
配信サービスでも気軽に視聴できるので、未視聴の方はぜひこの機会に体験してみてください。
まえはるのゆるログ

つい子供にイライラをぶつけてしまったり、過剰に怒りすぎたりしてしまった日は子供の寝顔を見ながら自己嫌悪&子供に対する愛おしさで泣きたい気持ちになっています。いつも笑顔のおかあさんでいたいなぁ、、
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