はじめに
こんにちは!まえはるです。
ペットを失った悲しみは、簡単に癒えるものではありません。
ふとした瞬間に涙がこぼれ、あの子の姿を思い出して胸が締めつけられる──そんな夜が続くこともあるでしょう。わたし自身もそうでした。子供のころから一緒に過ごした愛犬が旅立ち、毎日悲しみに暮れていました。
映画『僕のワンダフル・ライフ』は、一匹の犬が何度も生まれ変わり、大好きな飼い主に再び出会う物語です。
この作品は、ペットたちの「気持ち」に少しだけ触れさせてくれるような、優しい奇跡を届けてくれます。
←うちの子
(写真はお店でシャンプーとトリミングしてもらったときのです。早くおうち帰りたいなぁ、の表情に見えます。)
映画『僕のワンダフル・ライフ』とは
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原題:A Dog’s Purpose
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公開年:2017年
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監督:ラッセ・ハルストレム(Lasse Hallström)
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原作:W・ブルース・キャメロンの同名小説
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脚本:W・ブルース・キャメロン ほか
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出演:デニス・クエイド、ジョシュ・ギャッド(犬の声)、K.J.アパ ほか
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ジャンル:ドラマ、ファンタジー
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上映時間:100分(約1時間40分)
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アメリカ製作、日本公開は2017年9月
本作は、一匹の犬がさまざまな犬種に生まれ変わりながら、それぞれの飼い主との人生を通して「犬としての使命」を見つけていく物語です。物語は犬の視点で進んでいくため、純粋でまっすぐな感情や行動が描かれ、観る人の心をやさしく包み込みます。
犬が何度も転生しながらも“本当に大切な人”を探し続ける旅は、ファンタジーでありながらどこかリアルで、感動的なエピソードがいくつも散りばめられています。ペットと過ごした時間の尊さを、改めて思い出させてくれる作品です。
あの子もこんな気持ちだったのかな?
主人公のイーサンとワンちゃんが絆を深め合っていくシーンを観て、あの子ともいっぱい遊んだなぁと思い出がよみがえりました。わたしが落ち込んでいるときにそばにいてくれた時は『元気だして』って思ってたのかなぁ。おもちゃで遊んでる時は『楽しい!』って思ってたのかなぁ。
あの子はきっと私たち家族を最後まで愛し、「大丈夫だよ」と見送ってくれていた。
映画を通してそう思えることで、ほんの少し、心がやわらかくなるのです。
とにかくワンちゃんがかわいい
作中でワンちゃんは何度も転生を繰り返しますが、最後には大好きな飼い主の元に帰ってきます。
でも主人公のイーサンはかつての愛犬が生まれ変わっていることは知らないので、頑張ってイーサンに気づいてもらおうと行動するところが愛しい気持ちでいっぱいになりました。
現実的にはあり得ないかもしれない。でも、「また会える」「つながっている」と信じられることは、ペットロスに立ち向かううえで大きな力になります。
愛は消えない。姿が変わっても、心のどこかであの子とつながっている。
そんな希望をこの映画はそっと灯してくれます。
泣いてもいい。笑ってもいい。
「立ち直らなきゃ」と思わなくていいのです。
涙は自然に出るものだし、思い出して笑うことも、きっとあの子は喜んでくれるはずです。
映画の中でワンちゃんが亡くなるシーンは特につらくて苦しかったです。
それでも『僕のワンダフル・ライフ』は、泣ける映画であると同時に、温かなユーモアもあり、心に光を差し込んでくれます。
感情のままに泣いてもいい。笑ってもいい。そう思わせてくれる作品です。
続編のストーリーも素敵
2019年に続編の僕のワンダフル・ジャーニーも公開されています。
たくさん生まれ変わったワンちゃんのその後のお話です。
可愛さも面白さもさらにパワーアップして、この映画も観終わったあとに心がすっきりします。
続けて観ることをおすすめします。
おわりに
ペットとの別れは、人生のなかでも大きな喪失のひとつです。
でも、愛は永遠に心のなかに生き続けます。
映画『僕のワンダフル・ライフ』が、あなたの心にもそっと寄り添ってくれますように。
泣きたい夜には、涙を流しながらでもかまいません。
優しい物語に包まれて、ほんの少しでもあたたかい気持ちを取り戻せますように。
わたしはこの映画をU-NEXTで観ました。
まえはるのゆるログ

お空に帰っていった小太郎。そのあとすぐに小太郎を追いかけてお空に行ったネコのラン。楽しく過ごしてる?
もしかしたらベイリーみたいに生まれ変わって会いに来てくれるかな?
どっちでもいいからね。
でも私もいつかはそっちに行くからまた会えるね。ふたりとも、一緒に過ごせて楽しかったよ。大好きだよ。
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