サメ映画と聞くと「ギャー!食べられる〜!」と叫ぶばかりのパニックホラーを想像する方も多いかもしれません。ですが!今回紹介する『ディープブルー』は、ちょっと違います。怖いのに笑える、B級なのに爽快、まさに“ツッコミどころ満載で面白い”サメ映画なんです。
「なんかスカッとしたい!」「怖いけどちょっと笑いたい!」そんなあなたにぴったりの1本、ネタバレ込みでご紹介します!
映画ディープブルーとは
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公開年:1999年
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監督:レニー・ハーリン
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主演:トーマス・ジェーン、サフロン・バロウズ、サミュエル・L・ジャクソン ほか
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ジャンル:サメ映画、パニックアクション、スリラー
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上映時間:105分
ちなみに続編として『ディープブルー2』『ディープブルー3』もあるのですが、ぶっちゃけ1作目がいちばん“濃い”です!テンポ、演出、キャストのインパクト…どれを取ってもシリーズ中ダントツで楽しめます。
サメ映画界のエンタメ王!『ディープブルー』のあらすじ
『ディープブルー(原題:Deep Blue Sea)』は、海上に浮かぶ研究施設を舞台にしたパニック・アクション映画。脳のアルツハイマー治療の研究のためにサメの遺伝子をいじった結果、知能が異常進化。そんな危険生物が水没していく施設内で人間を襲い始めるという、王道パニックのど真ん中をいく物語です。
このサメたち、ただのモンスターではありません。檻を壊す、エレベーターを利用する、水中から奇襲をかけるなど、まるでスパイ映画の悪役のような賢さ。観ているこちらも「あれ?これ人間の方が劣ってる?」と錯覚してしまうほど。
科学と欲望の行き過ぎた結果が恐怖を生むという、テーマ的にはシリアス。でも演出はハチャメチャ。だからこそ面白いんです!
ネタバレあり!衝撃の展開と名シーン
サミュエル・L・ジャクソン、まさかの途中退場!
この映画最大のサプライズの一つ。サミュエル・L・ジャクソン演じる企業代表ラッセルが、落ち着いた口調で「団結しよう、希望を持とう」とスピーチを始めたその刹那、後ろからサメにガブッ!観客全員が「は?」とフリーズした名シーン。
映画の宣伝にも彼の顔が大きく載っていたため、まさかの早期退場にショックを受けた人も多かったはず。まさに“信用していたキャラが秒で退場”系の衝撃。
ヒロインの自己犠牲と微妙な水着シーン
スーザン博士は、もともとアルツハイマー研究のためにサメを改造した張本人。彼女の判断ミスがすべての始まりとも言えます。
物語のラストでは、罪を背負った彼女が自らを犠牲にしてサメを引き寄せる感動シーン…なのですが、その直前に「なぜここで水着!?」というサービスカットもあり、視聴者をざわつかせました。真剣な場面に微妙なセクシー演出が差し込まれるこのギャップも、B級映画ならではの楽しみ方。
最後の一撃はサメ vs. 男の意地!
生き残ったのは、冷静沈着なダイバーのカーターと、料理担当のプリーチャー。2人の性格もまったく違うのに、なぜか最高のバディ感を醸し出します。
最後はサメに爆薬を仕掛けて爆破するという王道パターンで締め。ド派手な爆発とともにサメが倒れるシーンは、「ああ…映画ってこういうのが必要だよな」と感じさせる気持ち良さ。
ちなみにプリーチャーは聖書を読みながらフライパンでサメと戦うという前代未聞のバトルも披露。彼の名言「俺の鳥を食いやがったな!」もファンの間で語り継がれる伝説的セリフです。
どんな人におすすめ?
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サメ映画デビューしてみたい人
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ホラーが苦手だけどスリルを感じたい人
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テンポの良いB級映画で盛り上がりたい人
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ツッコミながら観る映画が好きな人
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90年代ハリウッドのパニック映画が懐かしい人
とにかく“考えるな、感じろ”の精神で楽しめる作品。お酒やポテチと一緒に気楽に観られる映画としても超優秀です。
まとめ|『ディープブルー』はツッコミどころ満載のサメ映画!
『ディープブルー』は、ただの怖いサメ映画ではありません。むしろ“笑って驚けるアトラクション映画”として完成されています。
パニック映画が大好きな私としては、まさにストレス発散に最適の映画でした。
シリアスに見せかけて、突如ぶっ飛んだ展開をぶち込んでくる大胆さ。生死がかかっているのに、なぜか画面の向こうでみんなちょっとずつノリノリ。そんな空気感がクセになるんです。
映画を見終わったあとには、「あのシーンヤバかったよね」「サミュエルの退場早すぎ!」と話が止まらなくなること請け合い。
怖さだけじゃない、笑いとツッコミも一緒に楽しめるこのサメ映画、ぜひあなたも一度体験してみてください!
まえはるのゆるログ

わたしサメ映画、大好きなんですが、実は海は苦手です。
海で泳いでて、サメに遭遇した時のことを考えたら入りたくもないです。
スキューバダイビングもとても魅力的だと思いますが、美しい動画を観るにとどめておきます。
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